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Autographed Ripken Orioles baseball with red stitching on black background

サイン入り野球ボールの中には時限爆弾のようなものもある

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サイン入り野球ボールは、野球のサイン収集においてバット、キャップ、ヘルメット、ジャージ、写真などをはるかに上回る最も人気のあるアイテムであるだけでなく、その人気は他のスポーツやジャンルにも広がっています。多くのコレクターが、俳優、女優、バスケットボール選手、フットボール選手、政治家、そして有名人のサイン入り野球ボールを欲しがっています。私自身、この現象をあまり理解していませんが、それが現実です。

残念ながら、サイン入り野球ボールには深刻な問題があります。ここに示したカル・リプケンのサイン入り 2130/2131 記念野球ボールのように、時間の経過とともに変色したり色あせたりする傾向があります。適切なペンを使用して、ほとんど触らずにすぐに野球ボールキューブに入れても、同じことが起こります。

ちなみに、「正しいペン」とは青いボールペンです。プロのコレクターのほとんどが Bic Cristal の使い捨てペンを好みますが、野球ボールにはどんな青いボールペンでも、どんな色の Sharpie よりも優れています。Sharpie でサインされた MLB 野球ボールは、通常、時限爆弾のようなもので、数か月のうちににじみや色あせが始まることがよくあります。もちろん、にじみや色あせがほとんどなく、何年も持ちこたえた、珍しい Sharpie サイン入り野球ボールを持っている幸運なオーナーもいます。

青いボールペンでサインされた野球ボールの状況はそれほど悲惨ではありません。多くは何年経っても見栄えがします。しかし、中には理由もなく色あせたりにじんだりするものもあります。同じ日にサインされた MLB のサイン入り野球ボールを同じ箱から 12 個取り出してしまっておき、何年か後にチェックしてみると、昨日サインしたように見えるものもあれば、ひどく色あせたり変色したりしているものもあることに気づくでしょう。昔 (主に万年筆の時代) には、コレクターがサインを保護するためにシェラックを使用することもありましたが、無駄な努力でした。結局、良いことよりも悪いことの方が多かったのです。

もちろん、野球ボールが一見ランダムに変色したり色あせたりする原因は、革にあります。有機素材である革は、不規則かつ予測不能に経年変化します。ですから、サイン入りのお気に入りの野球ボールが、最初に手に入れたときとはまったく違う姿になってしまったら、それは牛のせいです。

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